公開日: 2026年10月30日
令和8年10月20日(火)に開催された「えひめEVサーキュラーエコノミー推進協議会 令和8年度総会」に、新居浜高専の香川福有教授がオンラインで参加しました。
本総会では、EV(電気自動車)の普及促進、使用済みEVバッテリーの再利用(リパーパス)、リサイクルによる資源循環の推進など、EVサーキュラーエコノミーに関する最新の取組状況の報告がありました。
基調講演では、国内外におけるEV市場の動向や今後の普及見通しについて紹介されるとともに、EVを単なる移動手段としてではなく、蓄電池を備えた「エネルギー資源」として活用する考え方が示されました。また、EVの普及拡大に伴い、車両利用後のバッテリーを有効活用することの重要性が説明されました。
総会では、使用済みEVバッテリーの性能診断を行い、定置型蓄電池や防災設備などへ再利用する取組や、使用済みバッテリーからニッケル、コバルト、リチウムなどの有価金属を回収し、新たな電池材料として再利用する「Battery to Battery」の取組が紹介されました。さらに、愛媛県内には回収、再利用、リサイクル、再資源化に関わる企業や産業が集積しており、EVサーキュラーエコノミーを地域内で実現できる可能性を持つ全国的にも特徴的な地域であることが示されました。
Kc-BATTでは、今回得られた知見を、今後の教育・研究活動ならびに産学官連携活動に活用していきます。