石川高専で蓄電池人材育成のための開発教材のデモ授業を実施

公開日: 2024年12月20日

令和6年12月12日(木)に石川高専機械工学科3年生42名を対象に、機械工学科 倉部洋平准教授が、バッテリー教育のサンプル教材「応力とひずみ」を用いたデモ授業を実施しました。

デモ授業では、まず最初にこれまで習得してきた知識と蓄電池産業との関わりについて説明し、蓄電池業界における機械系の役割が説明されました。その中の一例としてモジュールの構造設計を題材とした「応力とひずみ」の講義および実験を行いました。 

今回使用したサンプル教材は、蓄電池に携わる人材の育成と確保に向けて関西蓄電池人材育成等コンソーシアムが試作を重ねているもので、教材開発に関わった(株)博報堂をはじめ、一般社団法人 電池工業会(BAJ)及び関連企業の方々、経済産業省 近畿経済産業局、高専関係者(機構本部、拠点校の新居浜高専)が見学されました。 

デモ授業の様子①
デモ授業の様子②

授業後には、教材のブラッシュアップや今後の全国高専での授業の進め方などについて担当教員と意見交換も行いました。 

意見交換会の様子