主な活動

R7年度の取組み

カリキュラムWG

  • R6までに得られた資料、教材をもとに基礎レベル人材のカリキュラム完成を目指す
  • 開発人材、利活用人材に必要とされる幅広い知識をスキルセットにまとめ、実施学科を想定したモデル教材を作成する
  • 様々な学科を有する高専全体での包括的なカリキュラム、負担感の少ない実施方法の提案を目標とする

教材開発・実践WG

  • 関西蓄電池人材育成等コンソーシアム開発教材の改善および補助教材作成への協力と試行を行う
  • 開発人材育成用および利活用人材育成用実験教材の改善と試行を行う

外部連携・広報WG

  • 関西蓄電池人材育成等コンソーシアムを連携しながら、教材開発を行う
  • R6年度までに作成されたStep1,2教材の広報活動を行う
  • 異分野COMPASSと連携し、異分野融合教材の開発を行う

展開WG

  • 全国高専に対して関西蓄電池人材育成等コンソーシアム作成教材の説明と展開を行う
  • 教材開発・実践WGにて開発した学生実験テーマをイベント等を通して全国高専に対して説明を行う
  • 蓄電池サプライチェーン関連企業への就職率と就職内定者の意識調査を拠点校と実践校に対して行う

R6年度の実績

カリキュラムWG

教材開発・実践WG

外部連携・広報WG

展開WG

R5年度の実績

カリキュラムWG

蓄電池基礎人材のニーズおよび到達目標の設定

① 二次電池の基本原理、製造工程について理解し、説明できる

関連ワード: 化学、実験実習、生産技術(FA)

② 国際的な蓄電池業界における日本の現状について理解し、課題を見つけることができる

関連ワード: 自動車、経済

③ 社会問題と蓄電池の関わりについて説明することができ、また蓄電池を活用した新しい産業を創出できる

関連ワード: 環境技術、防災、アントレプレナーシップ

教材開発・実践WG

  • 基礎人材用教材の調査・検討の実施
  • 開発人材用実験材の調査・検討の実施
  • 利活用人材用実験材の調査・検討の実施
  • 学生実験開発環境整備に対する検討の実施

外部連携・広報WG

関西蓄電池人材育成等コンソーシアムとの連携

  • 高校生・高専生向けバッテリー教育プログラムの検討会への参加

・産学官連携により「バッテリーに興味関心を持ってもらう」ことを目的とした座学コンテンツを作成およびそのデモ授業の実施

・産総研関西センターが開発された「小型蓄電池製造実習」を試行し、学生への展開を行う際の改善点などをフィードバック

  • 電池サプライチェーン協議会(BASC)、電池工業会(BAJ)などの団体、蓄電池製造企業への訪問と今後の連携協議

地元サプライチェーンや関連企業との連携

石川県、愛媛県に拠点を持つ蓄電池サプライチェーン企業を調査し、連携協議を開始

​他教育機関との連携

大阪公立大高専と蓄電池人材育成に関する連携協議を開始

展開WG

協力校・展開校に関して

  • 協力校と展開校の役割分担を決定

【協力校】

次のいずれか、または、複数の項目に関して、拠点校の協力をする

・R6年度:教育パッケージ作成のためのカリキュラム検討、実験テーマ作成の協力

・R7年度:教育パッケージ、実験テーマのテスト実施と結果報告

・R8年度:展開校とともに、教育パッケージ、実験テーマの実施と結果報告

【展開校】

・R8年度:教育パッケージ、実験テーマの実施と結果報告

  • 各高専への依頼方法の決定
  • 協力校候補校へ協力依頼(GEAR5.0防災・減災分野(エネルギー)の二次電池材料担当高専へ訪問・説明)

成果の可視化(方法と時期に関しての基本方針を決定)

  • 方法:サプライチェーン関連企業への就職率の算出と同就職者の意識アンケートの実施
  • 時期:内定式のある10月以降~12月に実施